従来、TEEプローブの消毒については、高レベル消毒液であるグルタール製剤(サイデックスなど)が使用されておりました。しかしながら、グルタール製剤は、揮発性が強く、室内環境を悪化させるなどの理由により最近では使用されなくなってきております。
この代替品として登場したフタラール製剤(ディスオーパ、Johnson & Johnson)のTEEプローブの消毒に用いる場合の注意点についてお知らせいたします。
フタラール製剤は、アミノ酸と反応して暗緑?黒の発色を起こします。その反応は時間経過(およそ6時間まで)とともに徐々に進行いたします。そのためTEEプローブに残留したフタラール製剤が舌、咽頭、食道粘膜にこのような反応をおこす危険性があります。場合によっては粘膜損傷の危険性も考えられます。そこで、フタラール製剤の使用については、以下のことに注意して使用することをお薦めいたします。
*繰り返して同一のTEEプローブを使用する必要がある場合には、この消毒法以外の方法をお薦めいたします。エコープローブシースの使用が一つの解決策となります。
平成15年12月16日
経食道心エコー委員会
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