日本心臓血管麻酔学会第22回学術大会

会長挨拶

会長:竹内 護

この度、日本心臓血管麻酔学会第22回学術大会長を務めさせて頂きます自治医科大学麻酔科学・集中治療医学講座の竹内護(まもる)です。開催に当たりご挨拶を申しあげます。

心臓血管麻酔学会も素晴らしい発展を遂げ、大会規模も大きくなり大都市での開催が続いておりますが、最近の若い皆様は学会で地方に行く機会が少ないと考えます。たまには地方での大会を味わって頂ければと思います。会期は2017年9月16日(土)から18日(月、祝)と致しました。

私自身は大会には初回から21年連続出場で、非常に深い思い入れもあり、今回のテーマは「心臓麻酔の原点」としました。東京五輪ではありませんが、少し「原点」に帰りコンパクトかつ充実した大会も目指したいと考えております。皆様のご協力を、どうかよろしくお願い致します。

最近の大会で劣勢である小児部門にも焦点を当てたいと考え、メルボルンRoyal Children’s Hospital麻酔科Ian McKenzie先生と元岡山大学心臓血管外科学教授の佐野俊二先生を海外から招聘します。

また大会の目玉企画として、教育講演15題(登録時45歳以下に資格)を公募いたします。優秀教育講演には賞金も準備いたしますので、若手の先生方の積極的な応募をお待ちしております。

会員懇親会は会場の屋外で行います。自治医科大学は、構内でBBQの可能な全国でも珍しい大学の一つです。栃木牛の丸焼きと餃子も準備して、皆様をお待ち申し上げます。

参加者の皆様に、やむを得ないお詫びがございます。既に2,500名規模の学会も開催されており大学内の設備は十分ですが、周囲10km以内に宿泊施設がほとんどありません。最寄りの自治医大駅は宇都宮駅から在来線で3駅17分、小山駅から2駅10分かかります。宇都宮駅か小山駅近郊にお泊り頂けば、自治医大の会場まで30分少々で到着可能です。宇都宮からタクシーを利用すると、時間も経費も計算ができません。(1時間前後で8千円以上かかります。)在来線(宇都宮線)をご利用下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。なお東京駅から小山駅までは新幹線で約40分、宇都宮線で約90分です。

最後に、当大学の特殊性と内容をご覧いただき、ご助言、ご指導が頂ければ大変幸いでございます。今後の心臓血管麻酔学会の発展に、少しでも貢献できればと考えております。多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

日本心臓血管麻酔学会第22回学術大会
会長 竹内 護(自治医科大学麻酔科学・集中治療医学講座主任教授)