日本心臓血管麻酔学会第25回学術大会
会 場
札幌医科大学
会 長
札幌医科大学 医学部 麻酔科学講座 教授 山蔭 道明

2020年920日【21日【月・22日【火・

大会長挨拶

日本心臓血管麻酔学会 第25回学術大会  
大会長 山蔭 道明  
(札幌医科大学医学部 麻酔科学講座) 

 日本心臓血管麻酔学会第25回学術集会を札幌の地で開催させていただくことになり,大変光栄に思います。先代の並木先生が第2回を開催されていますので,23年ぶりの開催となります。第25回という節目の大会を行うにあたり,大会のテーマを「心臓血管麻酔を極めるーTo master cardiovascular anesthesiaー」とさせていただきました。せっかくの大型連休シルバーウィークを利用しての開催ですので,参加していただいた会員の先生方には有意義な会となり,更なる技術と知識の高みを目指して勉強していただき,明日からの臨床麻酔において患者さんにとって安全で信頼される心臓血管麻酔が提供できることを切に希望しています。
 学会によくある"ご高名"な欧米の諸先生をお呼びするのは極力避けてみました。ここ数年どの会場を覗いてみても,聴講者も少なく,招聘にお金だけかかって,会員の利するところも少ないだけでなく,お呼びした先生にも失礼かと思います。一方,目をアジアに向けてみますと,東アジアを中心とした心臓血管麻酔領域の進展もめざましく,こちらの地域との何らかのコラボレーションも検討してみたいと思っています。
 さて,今回は,札幌医大が誇る循環器内科の三浦哲嗣教授(現医学部長)には「心不全と闘う(仮題)」,土橋和文教授(現病院長)には「心血管領域のカテーテル治療これまでとこれから(仮題)」と題して招請講演をお願いしています。また,心臓血管外科の川原田修義教授には「脊髄虚血を守る(仮題)」,前東京女子医科大学心臓血管外科教授 山崎健二先生(現北海道循環器病院先端医療研究所所長)には「EVAHEARTのすべて(仮題)」と称して教育講演をお願いする予定です。
 さらに,「心臓血管麻酔領域に有用な神経ブロックあれこれ(仮題)」ならびに「声門上器具は心臓血管麻酔においてどこまで活用できるか(仮題)」をシンポジウムとして取り上げました。どちらも興味深いテーマと思っています。
 学術集会企画委員会から提案のあった企画も従来通り盛り込みました。お弁当を食べる目的とはならないような興味深いテーマのランチョン講演を10コマ以上,副賞も嬉しい藤田賞候補セッションや優秀演題賞,心エコーハンズオン,Wet Lab,専門医コースレクチャー,JB-POT直前コース,文献レビューも準備しました。
 9月20日(日)と21日(月,祭日)に学会の主なスケジュールを終え,22日(火,祭日)は午前中に専門医コースレクチャーやJB-POT直前コースを用意しましたので,ランチョン講演後には学会は終了となります。学会前日の土曜日に札幌入りして,最終日午後にはお帰りいただくことが可能なため,平日の日常診療には迷惑をかけず学会参加いただけるようにしてみました。また会期中には,札幌大通公園で「オータムフェスタ」も開催予定です。今や雪まつりやよさこい祭りを凌ぐ催し物となっています。北海道内のA級,B級グルメが一堂に会するため,札幌に居ながらにして北海道中の美味しい食材を堪能することができます。
 最後に…経費削減のため,会場を札幌医科大学教育研究棟など学内で行うこととさせていただきました。手狭な会場のため,参加いただく会員の先生方にはご不便をおかけするとは思いますが,その分,アメニティーや会員懇親会などを充実したいと考えています。多くの先生方に集まっていただき,学会ではよく勉強して,そして初秋の札幌・北海道を堪能いただければと思っています。そのためスタッフ達とは入念の準備を行い,"おもてなし"の気持ちでお待ちしています。イランカラプテ!(アイヌ語で「("ようこそ"の意味も含めた)こんにちは」)