日本心臓血管麻酔学会 第26回学術大会 会期:現地開催:2021年10月23日(土)~24日(日) オンデマンド配信期間:2021年9月17日(金)~11月15日(月) 会場:ANAクラウンプラザホテル金沢 大会長:坪川恒久 テーマ:On the same page

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会長挨拶

大会長:坪川恒久

日本心臓血管麻酔学会 第26回学術大会
坪川 恒久
(東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座 教授)

1.大会のテーマ

第26回大会の会長を務めさせていただきます東京慈恵会医科大学 坪川恒久です。今回の学会のテーマは、「On the same page」としました。「意見を1つにして〜」みたいな意味かと思います。2019年のワールドカップラグビーに出場した日本チームのスローガンとしては「One team」が有名になりましたが、同時に彼らは「On the same page」という言葉もよく使っていました。一つのトライが生まれるためには、チーム全体が同じ道筋(same page)を頭の中に描いて動き出し、全員が役割を完全に果たす(one team)必要があるということです。これは心臓手術でも全く同じことが言えると思います。チーム全員が患者さんの状態を把握し、その日の術式を理解し、AプランだけでなくB、Cプランまでも頭に入れて手術に臨むとき、手術がうまくいかないはずがありません。3年前にこの学会の準備を始めたときには、多くの外科医、臨床工学士、看護師さんをお招きして「いかにしてSame pageをもつか」ということについて熱く語りあう学会にしたいと意気込んでおりましたが、このCOVID襲来により難しくなりました。それでも、なにか皆さまの心に残るもののある学会にしたいと考えています。WEB上でのプログラムが多くなりますが、皆様の積極的なご参加をお願いいたします。

2.大会の形式に関して

2020年はCOVIDに始まりCOVIDに終わったような1年で、医療や学会の姿も大きく変わりました。2020年の第25回札幌大会は困難な状況の中WEB上での開催となり、第2021年の26回大会も全く見通しの立たない中、開催に向けて準備を進めざるおえなくなりました。もしかしたら、ワクチン開発などCOVID対策が進み通常通りの開催が可能になっているかもしれませんし、逆に深刻な事態となり集会形式など論外になっているかもしれません。現時点(2020年10月現在)では、WEBと現地での開催を両立させることを選択し準備を進めています。私自身 WEB上での開催となったいくつかの学会に参加してみて感じたことを列挙してみます。

集会型学会のメリット

1) 人と人が直接会うことで相互作用が生じる
2) さまざまな体験型学習ができる(ワークショップ、機器展示など)
3) 予期していなかった+αの情報を得ることができる
4) 学会開催地を楽しむことができる
5) 他者を“説得する力”を養える

集会型学会のデメリット

1) 感染対策が必要である
2) プログラムの“聞き逃し”が生じる
3) プレゼンターはプレゼンテーションの準備が大変になる
4) シンポジウム、プロコンなどをスムーズにおこなうのは難しい

WEB学会のメリット

1) プログラムの自由度が高い(学会の開催期間、プログラムの長さなど)
2) 受講者は好きなときに好きなプログラムを受講できる
3) 現地にいかなくてよい(旅費の節約)

WEB学会のデメリット

1) 集会型学会のような相互作用が期待できない
2) 体験型学習ができない
3) 視聴されるプログラムが極端に偏る

将来的には、元のように集会型に戻るかもしれませんが、WEB学会の手軽さを味わってしますと、こちらもこれから続いていくと考えられます。第26回大会では“いいとこ取り”を目指してハイブリッド学会(集会、WEB併催型)を選択しましたが、どちらも中途半端になるリスクがあります。学会が始まってみて皆さんがどう判断されるかですが、なにか双方向性を維持する工夫をして、次の世代の学会形式の参考になるようなものにしたいと考えています。

3.開催地の選択について

もう一つ、金沢を開催地に選んだ理由ですが、麻酔科学会は大会の規模が大きくなり、開催は大都市に限定されています。そこで、地方都市での開催も良いかなと思った点、金沢が観光都市として皆さんに楽しんで頂ける街である点、地方自治体からの積極的な支援がある点などから選択しました。秋は美味しいものが目白押しです(申し訳ないがカニの解禁はもう少し後になります)。いろいろとお楽しみ下さい。

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