日本心臓血管麻酔学会 第28回学術大会

日本心臓血管麻酔学会 第28回学術大会

会長挨拶

この度、令和5年9月16日(土)~17日(日)に奈良県コンベンションセンターにて『日本心臓血管麻酔学会第28回学術大会』を開催することとなりました。歴史ある本会で会長を拝命したことは身に余る光栄であり、精いっぱい務めさせていただきます。新型コロナ感染症の拡大により、会員の皆様の交流や意見交換が制限されてきた現状もありますが、大会が開催される時期には従前のような学会が開催できることを期待しております。また、WEBでのご参加やオンデマンドでの配信など、会員の皆様にとって有用な方式については継続するハイブリッド方式で開催にしたいと考えております。しっかりと情報収集し、日々の臨床に貢献できる学会になればと考えています。

今回のテーマは、『Quality Improvement and Outcome for Well-being』としています。手術手技や医療技術の著しい進歩とともに、多職種でのチーム医療を実践することで、医療の安全や質の向上を目指し、周術期の合併症や機能的障害を軽減に貢献できればと思います。また、患者さんの満足度向上や、退院後の生活機能や生活の質向上にも寄与できる情報交換ができればと考えております。会員の皆様のご意見や社会的なニーズを最大限に生かし、プログラムを作成したいと考えておりますので、お気軽にご意見などお寄せいただければ幸いです。

奈良という地が、和と癒しと新たな出発の一つになればと願っております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

日本心臓血管麻酔学会第28回学術大会 会長

川口昌彦(奈良県立医科大学麻酔科学教室 教授)