<新型コロナウイルス(COVID-19)による特別措置について>
COVID-19の感染拡大を受け、2021年4月~6月の心臓血管麻酔専門医更新申請において特別措置(1年間の猶予)をとることと致します。更新 特別措置による1年間の延長を希望される方は、下記(更新 特別措置の申請方法)をご参照下さい。
※ 更新 特別措置の申請方法はこちら
1. 更新資格
専門医の認定更新を申請する者は以下のすべての資格を具えていることが必要である。
- (1)申請年の4月1日の時点で日本麻酔科学会または日本専門医機構の麻酔専門医であること。
- (2)申請年の4月1日の時点で5年以上継続して日本心臓血管麻酔学会の会員歴を有し、会費納入実績があること。
- (3)申請年の4月1日においてJB-POT合格者(有効期限内の合格証を有していること)または、別途定める「JB-POT合格者同等と認められる要件」を満たしていること。
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(4)申請年の4月1日から過去5年間以内に、日本心臓血管麻酔学会学術大会時の専門医コースレクチャーを1回以上受講(※1)していること。
(※1)2021年度より、認定委員会が専門医コースレクチャーとして認める講習会を7コマ(1コマ/30分)受講した場合、コースレクチャーを1回受講したものとみなす。
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(5)業績実績表に従い、申請年の4月1日から過去5年間で学会参加による点数60点以上、かつ学会発表、論文発表、学会誌査読、講習会・セミナー出席の点数40点以上の、合計100点以上を取得すること。
※ 業績実績表について
業績実績表(学会参加、学会発表、論文発表、セミナー参加)
日本心臓血管麻酔学会学術大会参加 |
20点 |
日本心臓血管麻酔学会 学術大会発表 |
筆頭発表者 |
10点 |
共同発表者 |
5点 |
学術出版物発表 |
JSCVA学会誌投稿 |
原著・症例報告 |
筆頭著者 |
20点 |
共同著者 |
10点 |
原著・症例報告以外 |
筆頭著者 |
10点 |
共同著者 |
5点 |
心臓血管麻酔に関する論文、著書 |
筆頭著者 |
10点 |
それ以外 |
5点 |
JSCVA学会誌査読 |
1査読 |
10点 |
日本心臓血管麻酔学会認定のTEE講習会やセミナー等 |
5点/半日 |
- 2014年の第19回日本心臓血管麻酔学会学術大会(大阪)より、日本心臓血管麻酔学会学術大会発表時の点数となる共同発表者は、1演題につき、5名までとする。(筆頭発表者を含め6名まで)
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2017年4月1日申請分より下記のとおりとする。
日本心臓血管麻酔学会認定のTEE講習会やセミナー等 5点/半日は累計20点まで認める。
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上記2の対象となる講習会やセミナーは、日本心臓血管麻酔学会が主催する下記セミナーとする。
① 日本心臓血管麻酔学会学術大会中の「専門医コースレクチャー」
② 日本心臓血管麻酔学会学術大会中の「TEEセミナー」
③ 日本心臓血管麻酔学会学術大会中の「JB-POT直前コース」
④ 毎年3月と7月に日本心臓血管麻酔学会主催で実施する「経食道心エコー講習会」
⑤ その他心臓血管麻酔専門医認定委員会が認めたもの
- 学術出版物発表時の筆頭著者以外の共著者で加点されるのは5名までとする。
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(6)心臓血管麻酔経験症例が申請年の4月1日から過去5年間に100症例以上あること。ただし、認定申請時とは異なり、最低必要経験症例数の制限は設けず、また、心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設(将来は心臓血管麻酔専門認定施設に移行の予定)における経験も必要としない。 心臓血管麻酔経験症例としてカウントできるのは、麻酔担当医または、麻酔指導医として症例に係わった心臓血管麻酔専門医(前者は心臓血管麻酔非専門医を含めて最大2名、後者は心臓血管麻酔専門医または日本心臓血管麻酔学会認定指導医に限り最大2名)であり、手術室全体を監督している麻酔管理の範疇での助言、指導程度では加算できない。2013年4月~2016年3月の症例に関しては、主たる麻酔担当医として提出した症例に心臓血管麻酔専門医が含まれていた場合、麻酔指導医に変更が可能である(2013年4月~2018年3月の症例に関しては、心臓血管麻酔経験証明書(更新用)の旧書式の利用は可能とする)。但し、以下に該当する心臓血管麻酔専門医は、本要件を必要としない。
① 心臓血管麻酔専門医(正式認定)を3回以上続けて更新している専門医。
② 心臓血管麻酔専門医(正式認定)を2回以上続けて更新していて、2006年4月1日から申請年の4月1日まで連続して日本心臓血管麻酔学会の会員であること。
③ 心臓血管麻酔専門医(正式認定)を1回以上更新していて、2001年4月1日から申請年の4月1日まで連続して日本心臓血管麻酔学会の会員であること。
2019年4月1日以降、JSA-PIMSを用いた症例報告をご案内しておりましたが、一部申請体制が整わない為、2021年度申請は従来通りの書類でご提出下さい。尚、すでにJSA-PIMSでご準備をいただいている場合は、そのままご提出下さい。
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(7)以下に示す特別な事情で専門医の更新が出来ない場合は、認定期間終了前までに書面等により事務局に報告し、心臓血管麻酔専門医認定委員会が認めた場合、最長2年間の猶予期間を認める。この場合、業績実績や麻酔経験症例数については、最大7年間の期間にて習得すること。延長申請書はこちら。
① 海外留学
② 大学院入学
③ 公的研究機関への出向
④ その他、やむを得ない事情:病気療養、出産・育児・災害等
※ JB-POT 合格者同等と認められる要件
以下の(1)-①、(1)-②、(2)の何れかを満たす専門医
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(1)申請年の4 月1 日から過去5 年間に以下の①または②の要件を具えていることを必要とする。
- ① 100 症例のTEE 検査リストと、その内10 症例の経過報告書を提出すること。ただし、リストおよび報告書には、経験施設における代表心臓血管麻酔専門医もしくは麻酔科部門長の署名があること。
- ② 50 症例のTEE 検査リストと、その内10 症例の経過報告書を提出すること。ただし、リストおよび報告書には、経験施設における代表心臓血管麻酔専門医もしくは麻酔科部門長の署名があること。 同時に日本心臓血管麻酔学会が公認するTEE の講習会出席点40 点以上の出席点があること。
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(2)申請年の4 月1 日の時点で海外における経食道心エコー検査(TEE)に関する更新試験に合格し、有効期限内の認定医資格を有していること(試験のみの合格は認めない)。
例)National Board of Echocardiographyにおける、Recertification Examination of Special Competence in Perioperative Transesophageal Echocardiography に合格しDiplomateの資格を有するもの(初回試験、Basic、Testamurは除く、試験合格・TEE経験・心臓血管麻酔経験の3つの評価が認められたもの)
2. 申請時期
資格取得後、5年目の4月1日から6月30日まで
(2012年に受験し、2013年4月1日から認定を受けた場合は、2017年4月1日~2017年6月30日まで)
3. 申請方法
- マイページにログイン後、「大会/セミナー/試験」のボタンを押し、サイドメニューにある「専門医正式認定更新」ボタンを選択すると、現在受け付け中の更新認定が表示される。
- 該当する更新認定をクリックし、「申込みフォームへ」を押す。この時会費未納等がある場合、エラーが表示される。申し込みフォームには予め会員情報が表示されているが、表示されている項目に誤りがある場合は修正する。会員情報以外の入力必須項目にも記入を行い、「確認ボタン」を押す。
- 確認画面が表示されるので入力内容に誤りがないか確認し、申し込みボタンを押す。
- 審査料の入金が確認されると、登録されているアドレスに申請書のデータが記載されたメールが自動返信される。
- 申請書の内容を確認し、心臓血管麻酔専門医認定更新申請書書類送付時チェックシートに記載の書類を添付し、事務局まで送付。
4. 審査料・登録料
審査料 20,000円+消費税
登録料 10,000円+消費税